第三週目の立花ゼミがありました。
雨が降る少し寒い日でした。
薄暗いキャンパスを7号館へ向かいました。
教室はいつもの明るい教室で、
いつもの先生と面々たち。
今日は、
ブログ更新の発表(発表しそびれてしまった!)と、
プロジェクトの紹介。
プロジェクトは下の5つ。
1)戦争体験者の声(メイン)
2)私の戦争体験
3)個人・チーム研究
4)書評・映画評・講演評
5)フィールドワーク
3)の個人研究、
「ミッションスクールと戦争」で考えてみたいと、
ぼんやり思っています。
画像に使っている本に影響を受けたというのもありますし、
やはり「立教で戦争を考える」からには、
この建学のアイデンティティに関わるテーマもよいのでは、と。
まず目の前にある立教大学の場合、から。
立教学院史編纂室には知っている方がいるので、
インタビューしてみてもいいかもしれません。
その後、
「プロジェクトが5つもあるのは、分散するのでは」
などといった議論が展開されました。
立花先生からは、
「戦争体験と言っても、戦場体験とは限らない。
広義には、空襲の体験、疎開の体験も戦争体験であり、
そう解釈すると、70歳以上はみな体験者であるし、
80歳以上ならば、なおさらである」
少し肩の荷が下りる、助言をいただきました。
それで、老人ホームや、「立教セカンドステージ大学」にお邪魔し、
戦争体験を聞かせていただく、という案も出ました。
そして最後に、
田邊雅章『ぼくの家はここにあった』(朝日新聞社)、
↓(参照)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9553
↓(こういうのもありました)
http://www.youtube.com/watch?v=kqJ7f0zX8IE
に収録されているDVDを観ました。
「ぼくの家」とは、広島の産業奨励館のそばにあった著者の家のことで、
たまたま外出していて、助かったという人のようです。
その当時の家の状況をVR/CGで再現したDVDがついているのです。
まさに、これが立花先生がイメージしているものなのでしょう。
雨の中、少しまったりした時間でした。
心なしか、働きながら通学している皆さんも、
激動の4月を終えて疲れているような様子でした。
もう早い人はGWです。
今年、私はメキシコ三都市に行ってきます。
戦争や革命関連の施設など、
無事に行くことができたら報告させていただきます。
今日の立花先生の一言。
「70歳後半から、人は色々なことを話したがる」
2010年4月29日木曜日
2010年4月20日火曜日
今週の立花先生②(2010.4.20)
2010年度二回目の授業です。
今日は主に、
ウェブサイト「戦争の記憶」の打ち合わせでした。
このサイトの構築が、本ゼミの主な目的でもあります。
フィールドワークとして、
東京近郊の戦争博物館の見学、
アウシュヴィッツ訪問の計画など、
少しずつ具体的なプランが見えてきました。
立花先生と一緒にアウシュヴィッツへ、
しかも、アウシュヴィッツ初探訪の先生と一緒に行くのは、
とても大きな経験だと思います。
「立花隆 初のアウシュヴィッツ探訪」を取材したいくらいです。
アウシュヴィッツに行ってなかったのは意外です!
私もアウシュヴィッツには行ったことがありません。
エルサレム、モスクワとともに、もちろん行きたい場所。
2010年9月中旬、
仕事との兼ね合いで行けるかどうか……。
ゼミの主な活動としては、
戦争体験談の収集と、
ヴァーチャルリアリティ(VR)、
オグメンテドリアリティ(AR)を用いての
破壊直前の街の復元の二点が挙がりました。
それに、戦争遺跡、戦争博物館探訪のプロジェクトを
からませたいところ。
遊就館、昭和館、しょうけい館(戦傷病者史料館)、
東京大空襲・戦災資料センター、女たちと戦争博物館、
平和祈念展示資料館などには行かなければならないでしょう。
立花先生の人脈で、
VR/ARの専門家廣瀬通孝氏(東京大学)と協力体制にあるそうです。
そして、ゼミ直前に大江健三郎氏に電話して、
「戦争の記憶」への協力をお願いしたということでした。
ちょうど大江さんは、『水死』の次作品を書いているとのこと。
立花先生の行動力と人脈はさすがです。
このゼミの存在は、
四六時中僕に戦争のことを考えさせてくれます。感謝。
今日は主に、
ウェブサイト「戦争の記憶」の打ち合わせでした。
このサイトの構築が、本ゼミの主な目的でもあります。
フィールドワークとして、
東京近郊の戦争博物館の見学、
アウシュヴィッツ訪問の計画など、
少しずつ具体的なプランが見えてきました。
立花先生と一緒にアウシュヴィッツへ、
しかも、アウシュヴィッツ初探訪の先生と一緒に行くのは、
とても大きな経験だと思います。
「立花隆 初のアウシュヴィッツ探訪」を取材したいくらいです。
アウシュヴィッツに行ってなかったのは意外です!
私もアウシュヴィッツには行ったことがありません。
エルサレム、モスクワとともに、もちろん行きたい場所。
2010年9月中旬、
仕事との兼ね合いで行けるかどうか……。
ゼミの主な活動としては、
戦争体験談の収集と、
ヴァーチャルリアリティ(VR)、
オグメンテドリアリティ(AR)を用いての
破壊直前の街の復元の二点が挙がりました。
それに、戦争遺跡、戦争博物館探訪のプロジェクトを
からませたいところ。
遊就館、昭和館、しょうけい館(戦傷病者史料館)、
東京大空襲・戦災資料センター、女たちと戦争博物館、
平和祈念展示資料館などには行かなければならないでしょう。
立花先生の人脈で、
VR/ARの専門家廣瀬通孝氏(東京大学)と協力体制にあるそうです。
そして、ゼミ直前に大江健三郎氏に電話して、
「戦争の記憶」への協力をお願いしたということでした。
ちょうど大江さんは、『水死』の次作品を書いているとのこと。
立花先生の行動力と人脈はさすがです。
このゼミの存在は、
四六時中僕に戦争のことを考えさせてくれます。感謝。
2010年4月14日水曜日
今週の立花先生①(2010.4.13)
先日、初めて立花ゼミに出てきました。
立花先生の第一印象は、
物腰の柔らかそうな好々爺でした。
長崎によくいそうなお人好し(同郷!)。
温かそうな人でした。
ゼミ生も多種多彩なバックグラウンドがあり、
素敵な人ばかりで、大変興味深いです。
立花先生は、
ジャーナリストとしての最後の仕事として、
「戦争の記憶」についてのデジタル・アーカイヴを
構築したいとのことです。
最後の被爆地の出身者として、
戦争の記憶がどんどん薄れていくことに対して、
危惧を感じるのだそうです。
本当に重い言葉で少し感動してしまいました。
これからも楽しみです。
戦争遺跡研究班に関心があります。
立花先生の第一印象は、
物腰の柔らかそうな好々爺でした。
長崎によくいそうなお人好し(同郷!)。
温かそうな人でした。
ゼミ生も多種多彩なバックグラウンドがあり、
素敵な人ばかりで、大変興味深いです。
立花先生は、
ジャーナリストとしての最後の仕事として、
「戦争の記憶」についてのデジタル・アーカイヴを
構築したいとのことです。
最後の被爆地の出身者として、
戦争の記憶がどんどん薄れていくことに対して、
危惧を感じるのだそうです。
本当に重い言葉で少し感動してしまいました。
これからも楽しみです。
戦争遺跡研究班に関心があります。
2010年4月13日火曜日
立教立花組・乱歩通り裏6号館ネコ屋敷はじまる
今日は、立教大学大学院の授業が始まる日です。
一年間の休学期間が明けての登校ですので、
心機一転し、結構はりきっています。
立花隆さんは、
仕事でお世話になっている佐藤優さんと共著で、
『ぼくたちの頭脳の鍛え方』(文春文庫)を出しています。
このブックガイドを読み、
あらためてお二人の博学多識ぶりに驚きました。
まさに「知の巨人」と「知の怪物」の饗宴(共演)です。
立花隆さん、どんな人でしょうか?
講演を聴いたことは何度かありますが、
お会いするのは初めてです。
同じ、長崎出身で、編集者経由の大学復学という経緯も重なり、
どうしても興味を感じてしまいます。
一年間の休学期間が明けての登校ですので、
心機一転し、結構はりきっています。
立花隆さんは、
仕事でお世話になっている佐藤優さんと共著で、
『ぼくたちの頭脳の鍛え方』(文春文庫)を出しています。
このブックガイドを読み、
あらためてお二人の博学多識ぶりに驚きました。
まさに「知の巨人」と「知の怪物」の饗宴(共演)です。
立花隆さん、どんな人でしょうか?
講演を聴いたことは何度かありますが、
お会いするのは初めてです。
同じ、長崎出身で、編集者経由の大学復学という経緯も重なり、
どうしても興味を感じてしまいます。
登録:
投稿 (Atom)