2010年6月27日日曜日

原爆展 於 松戸市立博物館

関東近郊で行われている原爆展を発見しました。

松戸市立博物館で行われている原爆展です。
たまたまそこに行ったらやっていて、とても驚きました。

期間は、2010年6月26日(土)から7月11日(日)で、
9:30~17:00(入館は16:30まで)。
割と短いです。

 ↓(参照)
http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/profile/siminkensyo/heiwatosi-sengen/genbakuten.html
http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/(博物館)
http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/guide/guide_map.html(地図)

こちらは、松戸市立博物館の企画ではなく、
松戸市の主催です。松戸市は世界平和都市ということで、
宣言25年記念事業としての実施のようです。企画趣旨をコピペしておきます。

展示品は主に長崎のものが多かったですが、
被爆した展示品は無言のまま多くのことを語っていました。
雰囲気は長崎原爆資料館そのもの。
展示も、11時2分で止まったあの有名な柱時計や、
Steven Okazakiの『ヒロシマナガサキ』にも出演していた、
被爆者の証言VTRなどもあり、
まさにミニ長崎原爆資料館といった感じです。
7月11日には、長崎被爆体験講話会があるようです。
こちらを聴きに再度行きたいくらいです。

長崎まで行くのは大変ですから、
関心がある人はぜひ行ってみてください。
「世界平和都市」の松戸市に期待です。

私事ですが、松戸は、
私が予備校生の頃、予備校の寮があって住んだ場所です。
郷里の長崎を離れ最初に住んだ場所が松戸なのです。
そんな松戸市が長崎市と共催で、
原爆の展示を行うというのは不思議な縁を感じます。

その帰り、寮があった北松戸にも行ってみましたが、
もう予備校の寮ではなく、名前が変わっていました。
当時よく行っていた定食屋やラーメン屋も、本屋も、
すべて潰れていました。
あらためて12年という時の長さを痛感。
上京して一回りが経ちました。

思えばこの10数年、新自由主義の波が、
色々なものを流していったのだと思わされました。

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松戸市では、戦後65年・松戸市世界平和都市宣言25周年記念事業として「原爆展」を開催します。

原爆被害のあり様を伝える原爆被災物品や、広島・長崎の原爆被災写真等を展示するほか、長崎市から被爆体験者を招いての被爆体験講話会などを行います。

戦後65年、戦争体験者が少なくなっている現在、当時の証言を直接聞くことのできる世代は、真実をしっかりと引き継いで、次の世代に継承していかなければいけません。
戦争とは一体何だったのか、戦争や核兵器の恐ろしさを知るとともに、平和の大切さや命の尊さについて見つめ直していただくため、この節目の年に原爆展を実施します。

原爆被災資料の展示
原爆被災資料の展示長崎市に原爆が投下された11時2分を指して止まっている柱時計のほか、強烈な熱線で溶けたビンや犠牲者の遺留品など、長崎原爆資料館所蔵の資料約50点を展示します。

また、原爆の熱線により表面が発泡した瓦に直接触ることができるタッチコーナーも設置します。

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世界平和都市宣言

我が国は、世界で唯一の被爆国である。
何人も平和を愛し、平和への努力を続け、常に
平和に暮らせるよう均しく希求しているところである。
しかし、現下の国際情勢は、緊張化の方向に進み
市民に不安感を与えている。
かかる状況に鑑み、松戸市は日本国憲法の基本
理念である平和精神にのっとり、平和の維持に努め、
併せて非核三原則を遵守し、あらゆる核兵器の廃絶と
世界の恒久平和の達成を念願し、世界平和都市を
ここに宣言する。

昭和60年3月4日 松戸市

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